愛犬との暮らしの中で、散歩やお出かけが日常的な楽しみの一つです。しかし、暖かい季節になると外出時には、虫刺されから愛犬を守るために対策がとても大切になります！愛犬の健康を守るため、どのような虫除けグッズを選ぶべきか、どの製品が安全で効果的かをご紹介します。
犬用虫除け対策が重要性なのはなぜ？
散歩中に犬が蚊やダニに刺されると、かゆみだけでなく、病気を媒介するリスクも伴います。
例えば、蚊によって心臓病を引き起こすフィラリア症、ダニが原因のライム病など、重篤な健康問題に繋がる可能性があります。これを防ぐためには、適切な犬用虫除け対策グッズの使用が推奨されます。
安全で効果的な犬用虫除けスプレー/アイテムの選び方
犬用の虫除けグッズを選ぶ際には、以下の点を考慮してください：
- 成分の安全性：愛犬の皮膚に直接使うものなので、成分は非常に重要です。天然成分（例えばシトロネラ、レモングラス、ペパーミント）を含む製品は、化学成分が少なく、犬にとって安全な選択肢と言えます。
- 効果の持続時間：製品によって効果の持続時間は異なります。長時間外出する場合は、長持ちするタイプや何回か使用できるものを選ぶと良いでしょう。
- 対象となる害虫の種類：蚊だけでなく、ダニやノミなど、様々な害虫から保護できるアイテムを選ぶことが重要です。
- 何による防虫効果があるのか：多くの場合は”香り”により虫を寄せ付けないとして、ユーカリやペパーミントなどの香りがするタイプが一般的です。しかし、香りは持続性が少なかったり、草むらなど虫がつきやすい環境では、完全に虫除けは難しいため、虫除けスプレーと殺虫剤になる着用型の虫除けアイテムを併用すると良いでしょう。
虫除けスプレーと着用型虫除けのメリットとデメリット
愛犬の虫除け対策には、虫除けスプレーと着用型の虫除けタイプ（例えば、虫除け襟やベストなど）の二つの主な方法があります。どちらも虫から愛犬を守る効果がありますが、それぞれにメリットとデメリットが存在します。
虫除けスプレー
メリット
- 即効性: スプレーは塗布することで即座に効果が現れます。
- 使用の柔軟性: 使用したいときにすぐに使えるため、散歩やアウトドアへの突然の出かけに便利です。
- 範囲の調整が可能: 必要な部位に直接スプレーできるため、保護を必要とする特定のエリアを重点的にケアできます。
デメリット
- 持続性の限界: スプレーの効果は一時的で、数時間で再塗布が必要になる場合が多いです。
- 成分によるリスク: 使用する成分によっては、皮膚に刺激を与える可能性があり、特に敏感な犬には不向きな場合があります。無添加処方や安全性がわかる成分を使用しているものを選ぶことがおすすめです。
着用型虫除け
メリット
- 持続性: 着用型の虫除けは一度装着すると、数日から数週間、効果が持続します。
- 使用の手軽さ: 一度装着してしまえば、毎日スプレーする手間が省け、日常的な使用に便利です。
- 敏感な犬に優しい: 直接肌に薬剤を塗布しないため、皮膚が敏感な犬でも使用しやすいです。
デメリット
- 一定の投資が必要: 初期投資としてはスプレーよりも高価な場合が多く、定期的に交換する必要がある。
- 着用の拒否: 一部の犬は装着物を嫌がるため、着用させるのが困難な場合があります。
- カバー範囲の限定: 虫除け襟やベストは、身に着けている部分のみ保護するため、全身を均一に保護することができない場合があります。
総合的な選択
どちらのタイプを選ぶかは、愛犬の健康状態、活動の頻度、そして飼い主のライフスタイルによって異なります。敏感な肌を持つ犬や、頻繁に長時間外出する犬には、持続性が高く肌に優しい着用型が向いているかもしれません。一方で、使用の柔軟性を重視する場合や、短時間の使用に限る場合は、スプレータイプが適しています。どちらの方法も適切に使用することで、愛犬を虫から守ることができます。
おすすめの犬用虫除けグッズ2024
ここで、安全性と効果が評価された、2024年のおすすめ犬用虫除けスプレーをいくつか紹介します。
1.mofuwa においがしない虫よけスプレー
- 成分：水、メンタンジオール、イソペンチルジオール、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、(ラウリン酸/オレイン酸/セバシン酸)ポリグリセリル-10、酸化銀、アルギニン、フィチン酸、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル
- 特徴：安心安全無添加処方。無香料なのに防虫効果を発揮するメンタンジオール配合で犬の敏感な肌にも優しい処方に。効果は約3時間持続。
2.モデル・女優 香里奈プロデュース BESTIES（ベスティーズ）ペット用エチケットボディミスト
ラベンダーの香りで、お出かけ時や来客時も安心。
一吹きであなたと愛犬を癒やしの香りで包むエチケットボディーミストです。
毎日のお散歩やお出かけ時の虫除けミストとしてもお役立ていただけます。
- 成分：水、PEG-40水添ヒマシ油、ラベンダー油、カラパグアイアネンシス種子油、メリアアザジラクタ種子油、アブラナ種子油、ユーカリ葉エキス、緑藻エキス、乳酸Na、アルギニン、フィチン酸、酸化銀、BG
- 特徴：アルコールフリー・エタノールフリー・パラベンフリー・ノンシリコン・合成香料不使用。ラベンダーの香りでリラックス効果も！効果は約5時間持続。
3.アース・ペット おでかけ用 虫よけ わんにゃんクリップ
- 成分：天然ハーブエキス
- 特徴：首輪やリード、マナーバッグへ簡単に装着でき、雨にぬれても虫よけ効果は変わりません。無香料なのでわんちゃん・猫ちゃんにも着用可能。
使用時の注意点
虫除けスプレーを使用する際には、次の点に注意してください：
- 犬の目や口、傷口にスプレーが直接かからないようにする。
- 初めての製品を使用する際は、犬の耐性を確認するために少量から試すこと。
万が一虫が体についていた時の対処法
愛犬の散歩から帰った後に虫が体に付着していることに気付いた場合、迅速かつ正確な対処が必要です。以下は、虫が付着した際の効果的な対処法です。
- まずは落ち着く： 虫が付いていることに気づいたら、まずは落ち着いて、愛犬を安心させることが重要です。犬がパニックにならないよう、優しく声をかけながら対応しましょう。
- 虫の種類を確認： 虫が何であるかを確認します。ダニの場合は特に注意が必要で、正しい除去方法で対処する必要があります。ダニは病原体を媒介することがあるため、素手で触れるのは避け、ピンセットなどを使用しましょう。
- 適切な除去方法：
- ダニの場合：ピンセットでダニの頭部をしっかりとつかみ、ゆっくりと直線的に引き抜きます。回転させると頭が残ってしまうことがあるため注意が必要です。
- 蚊やハエなど：虫がまだ体に付いている場合は、軽く払いのけるか、水で洗い流します。
- 傷口の処理： 虫を除去した後は、傷口を清潔に保ち、消毒します。市販のペット用の消毒液を使用し、炎症を防ぎます。異常が見られる場合は、速やかに獣医師の診察を受けることが重要です。
- 予防接種と健康管理： ダニや蚊が媒介する病気に対する予防接種を検討します。また、定期的な健康診断を通じて、愛犬の健康状態をチェックしましょう。
- 環境の整備： 散歩コースの見直しや家の周りの草木を整理することで、虫のリスクを低減できます。また、愛犬がよく遊ぶ場所を定期的に清掃し、虫の発生を抑える工夫をしましょう。
まとめ
愛犬の健康と安全を守るために、適切な犬用虫除けスプレーを選ぶことは非常に重要です。安全で自然な成分から作られた製品を選び、定期的に使用することで、愛犬を虫刺されのリスクから守りましょう。散歩やアウトドアの際も、これらのスプレーがあれば、より安心して愛犬との時間を楽しむことができます。
