愛犬とお出かけする際、一緒にひと休みできるカフェがあると、よりお出かけも楽しくなりますよね。
最近では、ペット同伴OKのカフェやレストランも増えてきましたが、初めてのカフェデビューにおすすめなのは「ドッグカフェ」。犬同伴前提のカフェとなっているため、安心して愛犬を連れていくことができます。
今回は、初めてのドッグカフェで気をつけること、持ち物を紹介します。
【ペット同伴で楽しめる】ドッグカフェってどんなところ?
「ドッグカフェ」は犬同伴を想定しており、店内にはリードフックや犬用メニューなど、愛犬と一緒に食事を楽しめるよう設備やサービスが充実しています。お店によっては、犬用グッズの販売やトリミングサロン、ドッグランが併設されているところも。
犬連れの人も多く、お店のスタッフさんも犬好きな人が多いため、愛犬のカフェデビューにおすすめです。
ドッグカフェデビューの前に
まず、ドッグカフェデビューの前に、基本的なしつけをしておくことが大切です。初めての場所で、知らない犬や人がたくさんいると、必要以上に吠えてしまったり、食べ物のニオイで興奮してしまったりすることも。そういった時に、「マテ」「オスワリ」など飼い主さんの指示で落ち着かせることができるようにしておきましょう。
また、生後3週間~14週間(生後3カ月半)の「社会期」といわれる時期に、さまざまな物や音、犬や人に慣れさせておくことも重要です。いきなりカフェデビューをしてしまうと、愛犬が怖がってしまい嫌な思い出として残ってしまう可能性も。愛犬の様子をみながら、焦らず少しずつカフェデビューの準備をしていきましょう。
ドッグカフェのマナーや注意点
犬同伴前提とはいえ、ほかの犬や飼い主さんもいるため、お互いにマナーを守りながら利用することが大切です。お店によってルールが異なりますので、事前にチェックしてから行くようにしましょう。
リードをつないでおく
普段はおとなしく、走り回ったりしない犬でも、いつもと違う環境の場合、興奮してしまい思わぬ行動をとる可能性も。また、ほかの犬とトラブルを防ぐためにも、リードは必ずつけておきましょう。
お店によっては、リードフックがついているところもあるので、うまく活用するとよいでしょう。なければ、リードを短く手にもってコントロール出来る状態にしておくことが大切です。
カフェマットを敷く
基本的に愛犬を椅子に直接座らせることはできません。椅子に座る際は、カフェマットなどを敷きましょう。使い慣れたマットだと、初めての環境でも愛犬が安心して過ごせるため、自宅で練習しておくのがおすすめです。
お店によっては、椅子に座ることがNGのところもありますので、座らせる前に必ずスタッフさんに確認するようにしましょう。
人間用の食事をあげたり、食器に触れさせないように
愛犬が人間の食べ物を欲しがる可能性もあるかもしれませんが、人間用の食器を舐めさせたり、食べ物を与えるのはNGです。テーブルに前足をかけたり、顎をのせたりしないように注意しましょう。
持っていると安心!ドッグカフェに行く際の持ち物
ワクチン証明書(混合ワクチン、狂犬病)
入店前に証明書の提示を求められるケースもあります。ワクチン接種済みであることを入店の条件としているところも多いので、持参しておくといざという時に安心です。
水入れ
お店によっては、無料で水を提供してくれるところもありますが、折りたたみ式のボウルなどを準備しておくとよいでしょう。折りたたみ式は、散歩やお出かけはもちろん、災害時などにも役立ちます。
カフェマット
お店の椅子を汚さないよう、カフェマットは必需品です。また、普段から使用することで、慣れない環境でも落ち着いて過ごしてくれるといったメリットもあります。夏はひんやり素材、冬はふわふわ素材など、さまざま素材・形のカフェマットがあるので、季節に合わせていくつか持っておくとよいでしょう。
マナーベルトやパンツ
基本的にお店に入る前にトイレをすませるのがよいですが、知らない犬のニオイに興奮したりすると、思わず店内で粗相してしまうことも。 そういった場合に備えて、マナーベルトやマナーパンツを持参しましょう。着用必須としているカフェもあるため、お出かけの際は必須アイテムとして持っておくと安心です。
そのほか、ティッシュやマナー袋、足ふきシートなど、お散歩グッズも用意しておきましょう。
マナーを守って愛犬と楽しい食事を
「ドッグカフェ」は愛犬も飼い主も一緒に楽しめるのが魅力。愛犬の誕生日やうちの子記念日など、特別な日に一緒にお祝いができると、愛犬との暮らしがより豊かになりますよね。
吠えやすいわんちゃんは、人の少ない時間帯を選んで、短時間の利用から慣らしたり、テラス席からはじめてみるものおすすめです。ルールやマナーを守り、愛犬と素敵な時間を過ごしてくださいね。