8歳の犬を持つ飼い主必見!保険の種類と特徴

入江栞
この記事を書いた人

ペットフーディスト / ヨガ講師
ペットフーディストの資格を取得。
ヨガのレッスンを提供しながら、ペット業界でのPR 等に携わり、自身のブランド拡大に向けて活動している。

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愛犬が8歳を迎えると、健康に関する不安が増してくるものです。

私たちと違い、犬の治療費や診療費には公的保険制度は用意されていないため、愛犬が病気になった場合、治療費の全額を自己負担で支払う必要があります。

そのためペット保険に加入することで、いざという時に金銭的不安を抱かずに、愛犬に適した治療を受けさせることができるため、必要性を感じて加入しているご家庭も多いのではないでしょうか。

しかし、保険会社によって条件などは異なりますが、一般的には8歳前後で加入できるペット保険が限られる傾向にあります。

高齢犬になると病気やケガのリスクが高まり、治療費もかさむため、犬の保険を検討することが重要です。

この記事では、8歳の犬に特化した保険の種類や特徴、選び方のポイントを詳しく解説します。

1. なぜ犬保険が必要なのか?

犬が高齢になると、さまざまな健康問題が発生する可能性があります。特に8歳以上の犬は、以下のような病気にかかりやすくなります。

  • 関節疾患:特に肥満の犬に多く見られ、痛みを伴うことがあります。
  • 心臓病:加齢に伴い心臓の働きが低下することがあります。
  • 腫瘍:高齢犬は腫瘍ができやすく、早期発見が治療の鍵となります。

治療には高額な費用がかかるため、犬保険に加入することで経済的な負担を軽減できます。

また、その他にも加入が必要な理由は下記になります。

1. 医療費の高騰

犬の医療費は年々高騰しています。特に、手術や長期入院が必要な場合、数十万円以上かかることも珍しくありません。ペット保険に加入することで、経済的な負担を軽減できます。

例:手術費用の実態
例えば、重度の関節疾患に対する手術は、10万円以上かかることがあります。ペット保険に加入していれば、治療費の一部をカバーしてもらえるため、安心です。

2. 予期せぬ事故や病気

犬は活発で好奇心が旺盛な生き物です。そのため、予期せぬ事故や病気にかかることがあります。

例えば、誤飲や交通事故、突然の病気など、いつどこで何が起こるか分かりません。ペット保険は、こうした不測の事態に備えるための強力なサポートとなります。

3. 高齢化に伴う健康リスク

犬が高齢になると、さまざまな健康リスクが増加します。特に8歳以上の犬は、関節疾患や心臓病、腫瘍などにかかる確率が高まります。

早期発見や適切な治療が重要ですが、そのためには経済的な余裕が必要です。ペット保険に加入していれば、早期の治療が可能となり、愛犬の健康を守ることができます

2. 犬保険の種類

犬の保険には大きく分けて以下の3つの種類があります。

1. 療養費用保険

この保険は、病気やケガによる治療費をカバーします。医療費の自己負担額を軽減できるため、飼い主にとって安心です。

  • 特徴:保険金の上限が設定されていることが多い
  • 対象:病院での診察、手術、入院など

2.2. 事故・傷害保険

事故やケガに特化した保険で、交通事故や火災などでの治療費をカバーします

  • 特徴:特定の事故に対する保障が強い
  • 対象:事故によるケガや入院

3. 生命保険

犬が亡くなった場合に保険金が支払われる保険です。特に高齢犬になると、突然の病気での死が不安要素となるため、保障を検討する価値があります。

  • 特徴:愛犬の最期に備えるための保険
  • 対象:亡くなった際の弁済金

3. 保険の選び方

犬の保険を選ぶ際には、以下のポイントを考慮しましょう。

1. 契約内容を確認

保険会社によって保険内容や保障内容が異なるため、しっかりと確認することが重要です。特に8歳以上の犬は、年齢制限や保険料が高くなることがあります

2. 口コミを参考にする

実際に利用している飼い主の口コミを参考にすることで、保険の信頼性やサポート体制がわかります。

今はインターネットの検索情報に加えて、SNSでの口コミも参考になります。特に愛犬と同じ犬種、近い月齢、似た体格の子などは参考になることも多いでしょう。

3. 保険料とのバランス

保険料は保障内容によって異なります。自分の予算に合った保険を選ぶことが大切です。

愛犬の月齢や普段の体調からそれぞれに合った保険を選ぶことがおすすめです。

4. 保険加入時の注意点

1. 待機期間

保険によっては、加入後一定期間は保険が適用されない場合があります。特に病気が見つかってからの加入は、注意が必要です。

待機期間中に発症した病気や怪我は保険の対象外となります。待機期間内に発症した病気を継続して治療する場合は、生涯を通して補償対象から外れてしまうことがほとんどなので注意してください。

2. 除外事項

契約内容には、除外される病気やケガがあります。特に高齢犬に多い病気は、保険が適用されない場合があるため、事前に確認しましょう。

除外される病気や怪我の代表例としては、マイクロチップの装着、ワクチン接種、ノミ・ダニ・フィラリア予防、病気や怪我以外の耳掃除やスケーリング、去勢・避妊手術、妊娠出産、健康診断などが挙げられます。 

3. 更新時の注意

高齢犬になると、保険料が上がる可能性があります。契約更新の際には、保険料や内容を再確認することが大切です。

5.8歳以上でも加入できるペット保険比較表

8歳以上からでも加入できるペット保険も存在します。愛犬の体調やライフスタイルに合わせた保険を選ぶようにしてください。

※2024年10月時点

6. まとめ

8歳の犬を持つ飼い主にとって、愛犬が保険に入ることは愛犬と暮らす上で安心感を得ることができるとても重要な手段となります。愛犬との楽しい時間を過ごすために、事前の備えが大切です。

愛犬の健康状態やライフスタイルに応じた保険を選ぶことで、経済的な負担を軽減でき、さらに豊かな愛犬との生活を送ることができるでしょう。

ぜひ、保険の種類や特徴を理解し、愛犬に最適なプランを選ぶようにしてください!