寒さが厳しい冬から、だんだんと暖かい春へ。過ごしやすい春は、愛犬と一緒にお出かけしやすいですよね。お花見で行きたい桜名所、菜の花やネモフィラなどの花畑、新緑を楽しめる散策スポットなど……春になったら、いつもより遠くに足を運んでみてはいかがでしょうか。
今回は、愛犬との移動時に欠かせないわんこ用のキャリーバッグについてご紹介します。お出かけを快適により楽しめるよう、ぜひ参考にしてみてください。
わんこ用のキャリーバッグはどう選ぶ?
飛行機・電車・バスなどの公共交通機関の利用はもちろん、急な通院や災害時など万が一のときにも活躍するわんこ用のキャリーバッグ。さまざまなキャリーバッグが販売されていますが、移動距離や方法、わんこの性格などに合わせて選ぶのがポイントです。
愛犬が中でくるっと回れる大きさが適正
大きすぎると愛犬が移動時に振り回されてしまい安全性が確保できず、小さすぎるとストレスの原因となってしまう可能性も。そのため、愛犬が中でくるっと回れる大きさ、伏せをした状態で入れる大きさがおすすめです。
また、適正体重(ペットの体重の目安)、耐荷重(キャリーバッグが耐えられる総重量)もしっかり確認をしましょう。適正な体重以上で使用すると、キャリーが破損する可能性もあるので注意が必要です。
近場or遠出など移動距離で選ぶ
30分~1時間の短時間移動の場合はコンパクトにたためる「ソフトタイプのキャリーバッグ」、2時間など長時間移動の場合は安定感のある「ハードタイプのキャリーバッグ」など、移動時間に合わせたアイテムを選ぶのもおすすめ。
「ソフトタイプのキャリーバッグ」は、使用しないときはコンパクトにたためたり、肩掛けやリュックタイプなど、移動しやすいのが特徴。「ハードタイプのキャリーバッグ」は、頑丈で安定感があるため、災害時にペットと避難する際にも重宝します。
また、移動中愛犬の様子を確認できるかも重要なポイント。キャリーバッグ内が見れるものだと、愛犬の状態も確認でき、愛犬も飼い主の姿が見えて安心でしょう。
そのほか、夏場は通気性のよいものを選ぶなど、季節に合わせて活用するのもおすすめです。
わんこ用のキャリーバッグ、おすすめ5選
ショルダータイプやリュックタイプ、キャスター付きなど……愛犬だけでなく、飼い主にも負担なく使いやすいアイテムをご紹介します。使用するシーンにあわせて、使い分けるのもおすすめです。
ソフトタイプのキャリーバッグ
たっぷり収納ができる4つのポケット付き。ショルダーベルトは取り外しが可能なので、トートでもショルダーでも使用することができるそう。形状を底版もついているので、安定感もあるソフトタイプのキャリーバッグです。
ハードタイプのキャリーバッグ
天面と正面に両開きドアを採用。上部と下部が分割できるので、屋根なしハウスで普段使いにも。災害時など万が一の際、電車や車移動にもおすすめのハードタイプのキャリーバッグです。
体にフィットするスリング
ちょっとした移動や人混みの中で歩くときにおすすめのスリングタイプ。柔らかい素材でわんこの体にフィットするため、抱っこが好きなわんこの場合安心感が高まります。また、持ち運びもしやすいので、旅行やお出かけ時はカバンにいれておくと便利です。
ペットハウスにもなるリュックタイプ
両手が自由に使えるリュックタイプ。メッシュ素材で通気性もよく、前に背負えば愛犬の様子もしっかり確認することができます。また、災害時など展開式のペットハウスとして活用可能です。
スーツメーカーが作ったペットキャリー
スーツメーカーから作った、キャスター付きのキャリーバッグ。通気性の高いメッシュ扉や、固定可能な大きな扉で出入りも楽に。旅行や帰省など、長時間移動に活用しそうです。
まとめ
わんこ用のキャリーバッグは、種類がたくさんあります。移動手段や移動時間などを考慮して、愛犬が負担にならないものを選びましょう。キャリーバッグは、お出かけ時の移動のほか、普段使いや災害時など万が一の際にも役立ちます。
まずは近場の移動から少しずつ移動距離をのばしていき、愛犬がキャリーバッグに慣れるところからはじめてみましょう。愛犬とのお出かけが快適で楽しくなるように、ぴったりのキャリーバッグを見つけてくださいね。